結婚相談所のビジネスモデルは稼げなくなっています。
これから結婚相談所を開業しようとしている方は、
少し戦略を考えてから開業したほうがよいかもしれません。
その理由として以下の5つが挙げられます。
1 飽和状態で差別化ができなくなっている
2 結婚相談所は最後の砦と思っている人が多い
3 結婚相談所のハードルは高いと思っている人が多い
4 提出書類が多いため入会の流動性が低い
5 事業者のほとんどが紹介ビジネスなため人脈勝負
以下でさらに詳しく解説していきます。
■飽和状態で差別化ができなくなっている
結婚相談所は手軽に開業することができるため、副業で始める方も多いです。
そのため、結婚相談所サービス自体が飽和状態に陥っており、
差別化をして顧客を獲得するということが難しくなっています。
差別化をしてしっかり宣伝をして顧客を獲得することができれば、
まだチャンスがあると思っている方も多いと思いますが、
飽和状態の中で差別化をして顧客を獲得するということは、
顧客を他から奪うということでもあります。
つまり、他社よりもコスパの高いサービスを提供しつつしっかり宣伝しなければなりません。
そうなると、コストもかかるため手軽に開業できるとは言えません。
■結婚相談所は最後の砦と思っている人が多い
コスパよく婚活をしようとすると、マッチングアプリや婚活パーティー、相席屋のように
コストを最小限に抑えて活動することも可能です。
この方法ではアドバイスを受けたりすることはできませんが、
コスパよく出会うことができるため、わざわざコストをかけて
結婚相談所を使うという方はいません。
結婚相談所というと「サービスは良いが金額が高く、最終手段として使うもの」
というイメージを持つ人が多いのが現実です。
今から結婚相談所サービスを始めると、飽和状態の結婚相談所に対して顧客が少ないため、
顧客を奪い合うことになります。
前述の通り、結婚相談所は最終手段と思っている方が多く、
その理由のほとんどが、金額が高いことと、
アドバイザーと相談して決めていくというスタイルにあるでしょう。
マッチングアプリや婚活パーティーのように、アドバイスが無いとはいえ、
完全に自分のペースで活動することができるものと比較すると、
結婚相談所はハードルが高いと感じるわけです。
■提出書類が多いため入会の流動性が低い
結婚相談所に入会するためには、本人確認や契約書類といった提出書類が多いため
入会までに手間がかかります。
・収入証明書
・卒業証明書
・資格証明書
・独身証明書
など、多くの証明書を提出する必要があります。
必要なことだとは思いますが、そこまでする必要はあるのでしょうか。
そのハードルの高さが結婚相談所のハードルの高さを感じさせます。
また、そのハードルの高さが、キャリアの良い男性いわゆる「できる男」の入会率の低さに
繋がっている可能性もあります。
マッチングアプリや婚活パーティーといった、
気軽にサクッと始めたり参加したりすることができないため
入会までのハードルが高いのが現状です。
■事業者のほとんどが紹介ビジネスなため人脈勝負
現在、結婚相談所として活動している事業者のほとんどは、紹介ビジネスです。
紹介ビジネスは、紹介者を通じて入会を促すため人脈勝負のビジネスモデルのため、
新規参入者が圧倒的に不利です。
現在のビジネスモデルを覆す形態で、新規参入しても飽和状態の中、
顧客を獲得することが難しいため結婚相談所としての新規参入はおすすめできません。
一方で、WEBマーケティングが得意な会社は大いに可能性があるかと思います。
■これから流行るビジネス
大切なのは、これから流行る可能性の高いものを誰よりも早く始めることです。
恋愛アドバイザー資格は、取得すると、活躍までサポートすることが可能になっています。
結婚相談所のサービスは開業したとしても決して集客をサポートしてくれることはありません。
あくまで、己自身で拡大していくしか方法はないのです。
しかし、恋愛アドバイザー資格は、資格取得後に、
コイサポカレッジというサービスに講師登録することができ
恋愛講座や悩み相談などを乗ることで毎月の収入を安定化させることを
可能にしているサービスになります。
■まとめ
現在、結婚相談所の数は飽和状態にあり、
顧客もマッチングアプリなどの手軽に活動できるものに
流れつつある中で、新規参入するのはおすすめできません。
結婚相談所は手軽に始めることができるため、
参入者が多いため魅力的に感じる人も多いかもしれませんが、
新規参入する前に今一度顧客獲得が可能かどうかを考えてみることをおすすめします。