結婚相談所を開業したものの経営が上手くいかないという方もいるでしょう。
実は、その理由は自分自身にあるかもしれません。
そこで今回は、結婚相談所の経営が難しい5つの理由を解説していきます。

１ 最初から楽して稼ごうとしていませんか？
２ 経営がもっと簡単だと思っていなかったですか？
３ 婚活のシステムとビジネススキル両方が必要
４ 営業スキル・マーケティング戦略が弱い
５ できるだけお金をかけないようにビジネスをしようとしている

以下でさらに詳しく解説していきます。

■最初から楽して稼ごうとしていませんか？

結婚相談所を開業するのは比較的簡単で、副業として結婚相談所を開業する方も多いです。
しかし、最初から上手くいくわけではありません。
開業は簡単かもしれませんが、楽して稼げるというものではありません。

楽して稼げるビジネスがあったら、この世に貧富の差はなく
所得格差という言葉も流行することはありません。

ビジネスなので、営業・マーケティングなど最低限必要なスキルがあります。
ビジネススキルを持っていない状態で楽して稼げると思っている方には、
結婚相談所は向いていません。

■経営がもっと簡単だと思っていなかったですか？

結婚相談所は開業するのは簡単ですが、経営となると話は別です。
会社を大きく育てて行くのは大変です。

実績もない状態でスタートするわけですから、
仕事1件取るのも何も知らない状態では難しいでしょう。

経営に必要なスキルを勉強して身につける、価格設定をどうするか、
営業やマーケティングを駆使して仕事を取り、
その実績をどう活かすかなど考えることはたくさんあります。

■婚活のシステムとビジネススキル両方が必要

結婚相談所の経営には、婚活のシステムとビジネススキル両方が必要です。
婚活のシステムだけでは、結婚相談所の経営はできません。
結婚相談所を開業したら、世の中の人に知ってもらう必要があります。

サービス提供というのは
「認知」「興味」「比較」「購買」のように
いくつものステップで形成されています。

そして、一番お金がかかるのが「認知拡大」です。
あなたの結婚相談所を認知できなければ、どれだけ良いサービスを提供していても
宝の持ち腐れになってしまいます。

また、結婚相談所の認知を拡大するためには、「資金」が必要です。
その資金を確保できない個人・法人が始めると、結局「紹介営業」でしか
仕事を取れなくなってします。
 

数多く存在する結婚相談所から、あなたの結婚相談所を見つけてもらう工夫が必要です。

■営業スキル・マーケティング戦略が弱い
 

営業もマーケティングもやっているが、仕事が取れないという方は
どちらもまだ弱いという可能性もあります。

開業したばかりの会社の場合、営業スキル・マーケティング戦略も
やり過ぎくらいでも足りないと思っておきましょう。

■できるだけお金をかけないようにビジネスをしようとしている

初期投資は少ないに越したことはありませんが、
既に多くのライバルがいる業界に新規参入する場合、
お金をかけずに仕事を取っていくのは難しいでしょう。

高い初期投資をして成功することもありますが、
同時に失敗するリスクがあるとも言えます。リスクヘッジは欠かせません。

恋愛アドバイザー資格は、まだまだブルーオーシャンで
他の資格取得者と競合することのないフラットにビジネスできる
日本唯一の資格になります。

現在、国家資格化を目指し活動しているようです。

■まとめ

結婚相談所の経営は難しく楽に稼げるということはありません。
婚活のシステムだけではなく、営業スキル・マーケティング戦略など必要なものは多いです。
また、既に数多くのライバルが存在する業界であるため、
初期投資をかけずに仕事を取っていくことも難しくなっています。

これから結婚相談所の開業を考えている方は、
投資を惜しまない経営スタイルで、常にリスクヘッジを欠かさないことが成功への鍵になるでしょう。