結婚相談所のフランチャイズ（開業）を考えている方は、安易な考えでは失敗してしまいます。
今回は結婚相談所のフランチャイズ（開業）でよくある以下の5つの失敗理由について解説していきます。

１ 回りが上手くいってるから自分も上手く行くと思っている
２ 流行っているから自分も上手くいくと思っている
３ ビジネスの世界を少し甘く見ている
４ 飽和状態で差別化が難しいため価格競争になる
５ 開業ハードルが低い代わりに資本主義感が露骨に表れている

以下でさらに詳しく解説していきます。

■周囲が上手くいってるから自分も上手く行くと思っている

フランチャイズ・開業を考えると自身の周りにも上手く行っている人の情報が多く集まります。
そういった上手く行っている人の情報を鵜呑みにしていると、
いざ自分が開業をしてから苦労するでしょう。
失敗した情報や上手く行っていない情報、どんな面に備えておけば良いか、
どんな面で苦労するのかなどあらゆる情報に触れておく必要があります。
あらゆる情報に触れておくことで失敗の対策をすることもできます。

■流行っているから自分も上手くいくと思っている
 

「流行っているから」という安易な考えでフランチャイズ・開業をすると失敗します。
開業前には、あらゆる情報に触れておきましょう。
失敗のリスクや開業のために必要なこと、苦労するポイントなど
あらゆる情報に触れておくことで対策を講じることができます。

また、日本人は同調圧力の強い国なので、流行っているものに飛びつきやすいです。
ビジネスとは、
「流行る前から取り組むから成功するものであって、
流行ってから取り組むのは後発企業の域を越えることはありません。」

いわゆる「先見の明」が必要なのです。

■ビジネスの世界を少し甘く見ている
 

ビジネスの世界は甘くありません。
食うか食われるかの世界です。
新規参入者が簡単に成功できるような世界ではありません。

失敗を恐れずに挑戦するのは良いことですが、
開業のためにはリスクも伴うことを考えておきましょう。

フランチャイズ・開業のリスクに対して対策を講じることができれば、
結婚相談所で稼ぐことも夢ではありません。

■飽和状態で差別化が難しいため価格競争になる
 

結婚相談所は全国規模で飽和状態にあるため、価格競争は避けて通れません。
価格競争をせざるを得ない状況で、新規参入者が大きく稼ぐのは難しいでしょう。

飽和状態で価格競争を乗り越える打開策がある場合は、
通用するか考えてみるのもよいかもしれませんが、
フランチャイズ・開業においてリスクは避けては通れません。

■開業ハードルが低い代わりに資本主義感が露骨に表れている

結婚相談所の開業のハードルは低く、気軽に参入できるため価格設定やサービスの面で
「お金をとにかく稼ぎたい」という欲が露骨に現れてしまうことがあります。

資本主義感が露骨に表れると利用者は遠ざかります。
強気の価格設定の割にサービス内容や実績が伴っていない場合などが例に挙げられます。
サービス内容の充実はもちろん大切ですが、実績に伴った価格設定も大切です。

■まとめ

結婚相談所のフランチャイズ・開業において、失敗のリスクは避けては通れません。
気軽に簡単に挑戦できるからといって、安易な考えで開業することは避けましょう。
情報収集やリスクヘッジなど開業する前には準備をある程度整えておくのがおすすめです。