結婚相談所とは
「結婚相談所」とは、結婚を希望する男女が、結婚相手を探す場所のことです。
希望に沿った相手の紹介やお見合いのセッティング、
交際中のアドバイスなど、婚活に関するさまざまな活動のサポートをしてくれます。
異性と出会う機会がない方でも、結婚相談所で婚活を行うことで理想の相手と出会えるチャンスが高まります。
全国には約4,000社の結婚相談所があり、
すでに60万人以上が結婚相談所を利用していると言われています。
結婚相談サービスの種類
結婚相談サービスは提供しているサービス内容に応じて、
次の3つの種類に分けることができます。
仲人システム
仲人や担当カウンセラーが会員をサポートするという昔ながらのシステムで、相談所の約7割が個人経営であるといわれています。
マッチングスタイル
自分の希望条件をリクエストして相手を探してもらい、マッチングした人がいたら紹介してもらい実際に会うといった流れになり、現在主流になっているスタイルです。
インターネットスタイル
自分自身でプロフィールを登録して、希望する条件に合う相手を探し、
マッチングした人がいたらメッセージを送り合い、
実際に会うといった流れになり、こちらも現在主流になっているスタイルです。
現在は、「マッチングスタイル」と「インターネットスタイル」が、
婚活サービス市場のほとんどを占めていて、
個人経営である仲人システムはどんどん数が減ってきています。
結婚相談所の加盟店の代理店とは
よく聞く「加盟店」と「代理店」ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
加盟店
売上金の一部を本部に納めることで、
本部の商品や販売方法等を利用し、同じサービスを提供します。
代理店
結婚相談所に加盟している会社や個人の業務をさらに
委託契約によって請け負う営業形態になります。
代理店は、加盟店に比べ、初期投資がかからないため、手軽に取り組むことができます。
このように、結婚相談所における「加盟店」と「代理店」には大きな違いがあります。
結婚相談所の加盟店の代理店が増加している3つの理由
少し前までは、大手の婚活サービスの加盟店が増えてきていましたが、
最近では結婚相談所の加盟店の代理店が増加してきています。
それには、以下のような3つの理由があります。
①加盟店だけでは経営が成り立たなくなっている
加盟店は本部から商品やサービスとノウハウを提供してもらえるので、
誰もが知っているような本部の場合は、
そのネームバリューやノウハウを利用できるというメリットがあります。
しかし、本部のブランディングを崩さないようにする為に、
運営に関しては細かい規定があり、本部の指示通りに運営する必要があります。
さらに、加盟金やロイヤリティーは高額なので、
加盟店としての運営だけでは、経営が成り立たなくなっています。
②業界に価格競争が起きている
以前は高い料金でも顧客を集められた結婚相談所ですが、
新規参入が簡単なことから、新しい結婚相談所がどんどん増えてきています。
人件費をあまり必要としないようなネットでの結婚相談所も増えてきて、
価格競争が起こり、結婚相談所の料金が下がり続けています。
そのため、1つの結婚相談所の加盟店になるだけでは十分な利益を得ることができず、
代理店になる必要性が高まって来ているのです。
③加盟店の営業力や影響力が欠けている
2014年頃から大手の結婚相談所はテレビCMを流すようになり、
結婚相談所の存在が広く知られるようになり、
婚活している人に対しての営業力や影響力が大きくなりました。
しかし、時代とともに、新規参入が増えて価格競争が起こり、
たくさんの種類や業者が存在するネットでの婚活が、
多くの人に支持されるようになってしまったのです。
そのため、加盟店の営業力や影響力が弱くなっていき、
1つの加盟店になるだけでは、集客に結び付けられないため、
代理店にならざるを得なくなっているのです。
婚活サービスは時代や社会環境の変化によって、さまざまな形で変化しています。
ですから、その時代に合わせたニーズを理解して、
それに合わせた婚活サービスを行うことが重要になってきます。
この記事を参考にして、自分の行いたい婚活サービスの方向性をしっかりと定めて、
自分にぴったりの結婚相談所に入会して、幸せを手にいれましょう。