〇夫婦関係で悩んだ時には
夫婦関係について悩んでいてアドバイスをもらうとしたら、
よい関係を築いているご夫婦の方からもらいたいと思いませんか?
身近にそんなご夫婦がいたらぜひ相談したいものですが、
経済面や家庭環境など夫婦の置かれている環境はそれぞれ違います。
また、うまくいっているように見えるご夫婦であっても、実際どうなのかはわかりません。
さらに、自分たちの夫婦の問題を身近な人に知られるのが恥ずかしいという人も多いと思います。
そのような時には、経験豊かなプロのカウンセリングを受けて、アドバイスをもらうことがベストな選択になります。
資格や経験がないのにカウンセリングを行うと、間違ったサポートになり
関係性が改善するどころかますます悪化してしまう場合もあります。
夫婦問題のカウンセリングは、豊かな経験と知識をもつプロが行うことが重要となります。
夫婦カウンセラーとは、夫婦の間で発生する様々なトラブルに対応するためのノウハウを持っていて、
専門知識と心理的援助を提供できるプロのことを指します。
現在、性格の不一致やDV問題など、夫婦間の問題は多岐にわたっています。
それらの問題をスムーズに解決へと導くためには、専門的なカウンセリングスキルが必要となります。
夫婦カウンセラーは、法律に関する知識なども駆使して、第三者の立場で分析することができるので、
それらの問題をスムーズに解決へと導いてくれます。
何事にも経験が必要ですが、結婚経験のない独身の夫婦カウンセラーに、夫婦問題を相談しても解決につながるのでしょうか。
ちょっと微妙なところはありますが、結論としては「“NO”ではありません」。
離婚訴訟が専門の弁護士は、離婚を経験していないといけませんか?
保育士は、育児経験者ではないとなってはいけないですか?
これらの答えは、“NO”ですよね。
いい意味で、他人事だからこそ客観的に分析できることもあるのではないでしょうか。
評判のよい占い師は、自分のことは占うことができないそうです。
自分では、自分のことは見えないらしいです。
それでもしばらく活動して“的外れだな”と感じるようならば、遠慮なく違う結婚アドバイザーに変えてみましょう。
夫婦生活の経験があるからといって、離婚歴ありの夫婦カウンセラーにアドバイスを求めることはどうなのでしょうか?
円満な夫婦生活を送る方法を知りたいという目的で、夫婦カウンセリングを受ける人がほとんどです。
しかし、離婚をしたということは、“円満な家庭生活を送れなかった”という証明になってしまいます。
そんなことから、離婚歴ありの夫婦カウンセラーにアドバイスを受けることを躊躇する方がいると思いますが、
こちらは結論から言って“Yes”です。
離婚の原因はご夫婦ごとに違っていて、相手からのDV・モラルハラスメント、
相手の借金など本人に責任がない場合もあります。
また、長い人生には失敗がつきものです。
しかし、失敗したからこそ学べることは多く、その後の人生に生かせることが多いです。
離婚をした夫婦カウンセラーの方ならば、自分自身の失敗から、“成功談”ならぬ“失敗談”を語ることができます。
“こうすると失敗する”“こうなると失敗する”といった、的確なアドバイスをすることができます。
経験を積んだカウンセラーがよいということは、当たり前のことです。
同じ悩みでも一人ひとり感じ方が違ったり、悩みのとらえ方が違ったりします。
ただ資格を取るために教科書に書かれていることを学んだだけでは、
それぞれ違っている夫婦問題にはとても対応できません。
豊富な経験を積んだカウンセラーなら今までの経験をもとに的確にアドバイスができます。
さらに、自分自身の体験も加われば、そのアドバイスは最強のものになります。
既婚の夫婦カウンセラーは自分自身の深刻な夫婦問題に直面したことがない可能性も高いので、
真剣な問題に対して実感がわかない場合もあります。
いかがだったでしょうか。
結婚したことがない夫婦カウンセラーについては、
結婚経験の有無よりもその人自身の人間性が重要になってきます。
知識や経験が豊富にあり、カウンセリングに真剣に向き合ってくれて、
そのアドバイスに自分自身が納得できるかどうかが重要になってきます。
離婚歴がある夫婦カウンセラーに関しては、つらい夫婦問題を実体験してきた分、
相談者の気持ちに寄り添うことができるのでおすすめです。