異性間コミュニケーションとは 男女間・年齢・民族間を問わず、
異性との人間関係が円滑になるコミュニケーションスキルを異性間コミュニケーションといいます。

ビジネスにも恋愛にも役立つスキルです。
コミュニケーションをするために前提として、異性の立場になって考えて行動することが大切です。
自分が求めていることを相手(異性)がやってくれるとは限りません。

しかし、相手(異性)のしてほしいことは、相手の立場になれば多少分かってきます。
お互いに求めていることをやってくれたら嬉しいものです。
円滑にコミュニケーションを進めるために相手の立場になって行動しましょう。


① 相手の本質的な感情を読み取る(喜怒哀楽)

 


相手(異性)がどんな感情なのかを読み取ることは大切です。
喜怒哀楽のどの感情かによって求めていることは変わってきます。
怒っているときに趣味の話をしても相手には響きませんし、盛り上がることもありません。

相手(異性)の感情を読み取ることから適切な話題を引き出すのが
円滑にコミュニケーションを進めるために重要なポイントです。

女性は感情で動き、男性は理屈で動きます。
とくに男性に多いのが、女性の感情が分からず、トンチンカンな話題を振ってしまうことです。

感情で動く女性の心を読み解くのは難しいでしょう。
しかし、喜怒哀楽を察することで、相手を傷つけず分かりあえる会話ができるでしょう。

また、女性は客観的に自分自身を見て、相手(異性)に自身がどう思っているのかを伝えることができれば
お互いを傷つけることなく分かりあえるでしょう。

「求める」ばかりではコミュニケーションはうまくいきません。
お互いに相手の感情に寄り添うことでより円滑なコミュニケーションを進めることができるでしょう。


② 会話の距離の詰め方を気をつける



コミュニケーションでの距離の詰め方は難しいですよね。
そのポイントがこちらです。


・相手(異性)には何度も会う
・コミュニケーションで意気投合
・よく知らない相手と話すときは自分の話から
・相手(異性)への共通点を探りつつ質問をする
・相手(異性)が好きなことを話してもらう さらに詳しく解説していきます。


■相手(異性)に何度も会い、コミュニケーションで意気投合

何度も会うだけで
人は相手を「認識する」ので初対面のときより話しやすくなります。
会話の距離の詰め方は初対面の人とのコミュニケーションにおいてとても大切です。
何度も相手に会い、徐々にコミュニケーションで距離を詰めていき、
意気投合することで信頼関係も大きくなっていきます。

信頼関係が大きくなることで、より深い話もできるようになります。
そうして距離はさらに縮まります。


■よく知らない相手と話すときは自分の話から

初対面の相手(異性)にいきなりプライベートな話を質問しても警戒されてしまいます。
よく知らない相手にいきなり自分のことをさらけ出したりしませんよね。
コミュニケーションで相手との距離を縮めたいときは相手への質問が欠かせません。
相手に質問をしたい場合は、
まずは自分がどんな人間であるのかを知ってもらう必要があります。



■相手(異性)への共通点を探りつつ質問をする

初対面の相手(異性)には、質問攻めにならないようにまずは自分の話をしましょう。
そして、自分の話の途中で相手との共通点を探るように相手に質問していきます。

共通の話題があれば話は盛り上がりやすく、相手との距離も縮まりやすいです。
注意したいポイントとしてはこのとき自分の話に夢中にならないことです。
好きなことを話しているときは気持ちよくなりますが、
何も知らない相手からするとつまらない話を聞かされているだけの場合もあります。
相手(異性)への質問や相手との共通点を探りながら話すことは
コミュニケーションにおいて重要なポイントなのです。


■相手(異性)が好きなことを話してもらう

共通の話題で相手(異性)が好きなことを話しだしたら徹底的に聞き役に徹しましょう。
好きなことを話している最中は気持ちがよいものです。
相手が夢中で話している最中は、話を広げるように質問をすることに徹底し、
相手に気持ちよく話してもらいましょう。

好きなことを「気持ちよく話せたこと」と、質問することで「自分の話を聞いてもらえたこと」
そして、「共通の話題があること」で距離がグッと縮まるでしょう。

自分は話しすぎないで相手に話してもらうのがポイントです。


③ 無難な話を長くしない

 


コミュニケーションで距離を縮めたいなら無難な話を長くしていてはいけません。
無難な話を続けても、相手との距離は縮まりません。

無難な話はそこそこにして、共通点を探ることや相手の好きなことを話してもらうことにシフトしましょう。


④ 相手が自分と一緒にいて楽しいと思ってもらえるような努力をする

 


自分と一緒にいて楽しいと思ってもらうにはどうしたらよいでしょう。

答えは先程、距離の詰め方の項でも書いたポイントと同様で、
以下の3つのポイントを抑えたコミュニケーションを心がけることです。


・自分は話しすぎない
・相手が話し始めたら聞き役に徹する
・相手の話を広げる努力をする


楽しいと思ってもらうには、まずは相手の話をよく聞き、興味を持つことです。
「自分が好きなことを聞いてくれる」
「共通の話題がある」
「興味を持ってもらえる」

この3つをしてくれる相手がいたらどう思いますか?

「話していて楽しい相手」と思うはずです。
これができれば、相手を楽しませることができます。

相手(異性)の話を広げることに意識を向けすぎて、
知ったかぶりをしないように気をつけましょう。

知ったかぶりは後で自分の首を締めることになります。
真正面から相手の話を受けとめ、こちらも嘘偽りなくまっすぐ話すことが大切です。
意気投合したら、一緒に出かけたり、さらに深い話をしていくことでより信頼関係が生まれ、
より深い話や趣味の話をするようになるでしょう。

話すことが得意な人は、笑いを取れるようなオチのある話をしてみるのも
「一緒にいて楽しい相手」と思ってもらうために有効な手段なのでおすすめです。


⑤日々、会話のイメトレをする

 


※トレーニングを積めば、異性間のコミュニケーションは上手くなる
異性間コミュニケーションが苦手という方も多いでしょう。
そんな人は日々、会話をイメージトレーニングしてみましょう。


・あの人とうまく話すにはどうしたらよいのか
・どんな切り口で話を聞き出せば気持ちよく話してくれるだろうか
・どんなことに興味があるのだろうか
・自分との共通の話題はあるのだろうか など。


距離の詰め方も一緒にイメージトレーニングすることで、
会話をしたときに焦らずにコミュニケーションをとることができます。