コロナ禍の結婚式とは
終わりの見えないコロナ禍は、結婚式にも大きな影響を与えています。
2020年に結婚式の延期や中止を余儀なくされたカップルは、全国で27万組にも及ぶそうです。
延期に延期を重ねて、とうとう結婚式の開催を諦めた人もいれば、規模を縮小して行う人もいます。
結婚式は人生における大切なイベントであり、結婚式を楽しみにしているカップルも多いことでしょう。
規模を縮小してでも、コロナ禍に結婚式を挙げたいという気持ちは当然のことです。
しかし、新型コロナの影響下で行われる結婚式に対して、
招待客はどのように思っているのでしょうか。
あるアンケート結果によると、コロナ禍での結婚式へ参列することに不安を感じているゲストは
7割を超えているそうです。
せっかくの結婚式なのですから、多くの人に祝福してもらいたいものですよね。
コロナ婚で結婚式を挙げられない人の3つの選択肢
“結婚式”は結婚における代表的なセレモニーですが、
その他にも思い出に残るイベントの方法などはたくさんあります。
1.フォトブライダル
“フォトブライダル”とは、その名前の通り、写真で残す結婚式のことです。
挙式や披露宴などの結婚式を行う予定はないけれど、
結婚の記念となる写真は残したいという方にぴったりのお手軽な結婚式の方法です。
フォトウエディングには、メリットがたくさんあります。
メリット1:費用がリーズナブル
挙式と披露宴を行う場合、約350万円かかります。
しかし、フォトブライダルの場合、スタジオ撮影のみならば約10万円、
ロケの場合でも約0万円で行うことができます。
メリット2:短時間でサクッと終わる
本格的な結婚式は、短くてもまるまる1日はかかり、前日から準備が始まることもあります。
しかし、フォトブライダルの場合、撮影にかかる時間は1~2時間なので、
ヘアメイクや衣裳チェンジの時間を含めても、3~4時間でサクッと終えられます。
思い立ったらすぐにでも実現することができるので、
花嫁姿の写真を親や祖父母に見せたいというカップルにおすすめの選択肢です。
2.アニバーサリーセレモニー
“アニバーサリーセレモニー”とは、夫婦の3年記念、5年記念、10年記念、…など、節目の年ごとに
結婚記念日式(アニバーサリーセレモニー)を行い、
その時にお世話になっている人を集めて、お祝いしませんか?といった新しい文化を提案するセレモニーです。
夫婦の記念日なので、結婚0年でもお祝いが可能です。
新しい文化なので、発想は自由です。
結婚式ではなかなか実現できない新しい発想を元に、
ご夫婦の要望に合わせていろいろなプランを実施することが可能です。
コロナ禍でなければ、大勢で集まってワイワイ楽しむこともできます。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、オンラインやリモートなどが普及しているので、
遠方の方でも気軽にオンラインで参加することが可能になってきています。
実際に集まるよりも、たくさんの方に夫婦の晴れ舞台を見てもらうことも可能になっているので
今の時期は特におすすめです。
JLC協会では、アニバーサリーセレモニーをプロデュースする
“JLC認定アニバーサリープランナー資格”を認定しています。
アニバーサリーセレモニーのプロにセレモニーをプロデュースしてもらうと、
よりいっそう本格的で思い出に残るイベントになります。
3.コロナが落ち着くまで待つ
それでも、どうしても結婚式にこだわり、
結婚式を挙げたいと考えているのならば、コロナが落ち着くまで待つという選択肢になります。
混同しがちですが、“結婚(入籍)”と“結婚式”は別物です。
結婚(入籍)と結婚式は、同時期に行わなくても良いのです。
一般的に、入籍すると夫婦ふたりでの新生活が始まります。
すると、新居探しや家具選び、引っ越しの作業と、
やらなければならないことが山のように出てきます。
そのうえ、結婚式の準備を同時に行うということになると、
大忙しの状態となり、ストレスも溜まっていくものです。
しかし、入籍と結婚式を同時期に行わない場合、一度にやるべきことが減っていくので、
精神的にも肉体的にも負担が軽減されます。
すると、結婚式のプランニングにかける時間的な余裕がでてくるので、
素晴らしい結婚式を実施することができます。
いかがだったでしょうか。
世界的にコロナに翻弄されている状態だからといって、
“幸せな結婚を楽しまない”という選択肢はありません。
結婚の思い出作りの楽しみ方は、一つではありません。
たくさんの方法があるので、自分たちのニーズや状況にあった方法で、
自分たちの結婚を楽しんでしまいましょう。
この記事を参考にして、いろいろな方法を検討して、すばらしい結婚の思い出作りをしましょう。